亜鉛結晶釉は流れるので、外側は諦めてもらい、内側だけ掛けました。天目などの酸化鉄配合の釉薬に亜鉛結晶釉を二重掛けしたものです。生徒作品には、時々、思いかけない美しいものが出現し、神がかりというか、我がアトリエの電気窯に神様が下りていらしたとしか思えないときがあります。ピエールさんは若い建築家で、今、イギリスでの大きな仕事を抱えながら、毎週月曜日の夜のクラスに楽しみながら通っています。